COUNTDOWN JAPAN 15/16 12月30日感想
移転しました。
遅くなりましたが、カウントダウンジャパン15/16に行ってきました!
今回は12月30日の感想です。
カウントダウンジャパンは今回が初めての参加でした。フェス自体、2013年のロッキン以来の参加となりました。
久々のフェス、しかも初めてフェスに行ったのが2005年のロッキンなので、今年が私のフェス10周年でした(笑)
楽しかったところ、今まで感じな不安材料、この10年でいろいろ変ったんだなと改めて実感しました。
2015年12月30日 観たアーティスト
Nothing's Carved In Stone
Mrs.GREEN APPLE
8組観ました。パスピエは夜の本気ダンスとかぶっていたので半分くらいしか見ることができなかったのが残念。パスピエ良かった。すごく良かった。
それでは、各アーティストの感想を。
ORANGE RANGE
僕たちの世代ではもはや伝説的バンド。「上海ハニー」のスマッシュヒットで人気に火が付き「musiQ」の200万枚を超すセールスは当時かなりの衝撃でした。あっという間に人気NO.1バンドになってました。
「musiQ」の中でも人気のナンバー「以心電信」や冬だけど盛り上がる夏ソングを聞けたので楽しいライブでした。さすがでした。
9mm Parabellum Bullet
フェスに参加した時に出演していれば必ず見るバンド。初期の頃はライブハウスでテレフォンズとの対バンも観たなぁ。今となってはすごいことだ。
いつも一番大きなステージで出演の9mmが今回は2番目に大きなステージ。ちょっと心配にもなりましたが、そんな心配を吹き飛ばすようなアツいライブでした。
滝さんの変態ギターは何度聞いてもすごいですね。
演奏した曲も新旧織り交ぜた、なおかつ僕の好きな曲ばかりで嬉しかった。
Nothing's Carved In Stone
元・ELLEGARDENの生形さんのバンド。こちらも出演していたら必ず見ているバンド。ずっと骨太なロックを鳴らしていたのに、いつのまにかダンス系のノリのいい曲を演奏するようになってた。「踊れー」「暴れろー」などと以前とは違う煽り方をしていてちょっと違和感を感じた。それでもやってる曲はカッコいいのでそこはさすがだなと感じた。
パスピエ
夜の本気ダンスと時間が被っていたので出演時間の半分くらいしか見れず。アニメ「境界のRINNE」で知ったバンドですが他の曲も良かった。特に「チャイナタウン」が良かった。相対性理論っぽい感じだけどそれがいい。全部見たかったぁぁぁ。
夜の本気ダンス
12月30日にどうしても見たかったバンドの1つ。以前記事にもしましたが、現在どっぷりハマっているバンドです。
一番小さいステージでしたがSIBUYA AXよりも一回り大きいくらいの会場でお客さんもぎっしり入ってました。1曲目から「WHERE?」を演奏してきてもうアドレナリン全開でした。ライブハウスさながらの雰囲気で、ステージ後方にできたサークルモッシュでわちゃわちゃしてきました。
演奏も上手いし、盛り上げ方も上手いバンドでした。今後の活躍に期待したいです。
Mrs.GREEN APPLE
ご飯を食べて次のKANA-BOONまで時間があったので観ました。演奏も上手かったし、「僕たちは有名になるためにこのバンドを組みました」という潔い宣誓が胸にグッときました。
帰ってからいろいろ調べるとやっぱりいま注目のバンドなんですね。会場の熱気もすごかったので今後に期待したいです。
KANA-BOON
12月30日に出演する若手バンドで一番楽しみにしていて一番がっかりしたバンド。がっかりしたのはバンドにではなくKANA-BOONのファンにです。(正確にはKANA-BOONのファンではなく暴れたがりな人たちかもしれませんが・・・)
今回、初めてKANA-BOONを観るのでせっかくなら前の方で観ようと思ったのですが、やっぱり人気バンドだけあってステージ正面は人が密集しており、フロアの真ん中よりちょっと前くらいまでしかいけませんでした。場所は特に問題ではなかったのですが、演奏が始まるや否や、その人が密集していて身動きするのも大変そうなところでいきなり大きなサークルを作り始める輩がいたんですね・・・
KANA-BOONのライブではいつもこうなのかわかりませんが、ハッキリ言って邪魔です。メチャクチャ邪魔です。これはワンマンではなく、フェスでKANA-BOONファン以外の人もたくさんいます。サークルで楽しんでいた方には分からないかもしれませんが、周りは冷ややかな目で見ていましたよ。1,2曲なら耐えられましたが全ての曲で、しかもどんどん大きなサークルを作るので本当に邪魔で邪魔で仕方なかった。なので、4曲目くらいに会場を後にしました。もう、KANA-BOONはいいやって気持ちになった。
やるならもっと人が少ない後ろでやれ!場所を考えろ!他の人に迷惑をかけるな!
やるなと言っているわけではないんだよ。私だって、夜の本気ダンスの時サークルやってきたんだよ。人がいなくて出来るだけ邪魔にならない後ろでやっていたんだよ。
こういう一部の空気を読めないファンのせいでKANA-BOONを好きになりかけている人が離れていくのはもったいないと思いませんか?
(・・・これはバンプファンにも言えそうだね。書いてる自分も反省しないといけないかもしれない)
もう少しそのへんを考えた方がいいと思うよ。
サークルばっかり気になって途中退席したのでKANA-BOONのライブの感想は特になし。2日間で最悪の時間でした。
サカナクション
圧巻でした。次元が違った。
サカナクションのライブは2009年のロッキンで観て以来でした。当時はsound of forestのトリで登場して木々に囲まれた夜のステージにキラキラしたライティングとサカナクションの曲がとてもマッチしていて心地よい空間でライブを楽しませてもらいました。
それから約6年。サカナクションはとてつもなく進化していました。
私がサカナクションで最も好きな曲「ミュージック」が1曲目だったこともあり、いきなりテンションMAXでした。「アルクアラウンド」「セントレイ」などの名曲から最新曲「新宝島」まで名曲ぞろいのセットリストに大満足。
他にも電飾でカウントダウンの文字を描いたり、ライティングの視覚効果と音楽の聴覚攻めで今回も最高に幸せな空間でライブを楽しませてもらいました。
夜の本気ダンスの若さあふれるエネルギッシュなライブも良かったですが、ライブの盛り上げ方、演奏技術、エンターテイメント性など正直この日見たどのバンドよりも頭1つ2つくらい抜きんでた存在でした。今度はワンマンも行ってみたいな。
まとめ
KANA-BOONのライブは残念でしたがそれ以外のアーティストはとても楽しめました。
ORANGE RANGE、9mm Parabellum Bullet、Nothing's Carved In Stoneのフェスでは定番のアーティストも観たし、パスピエ、夜の本気ダンス、Mrs.GREEN APPLEの将来有望な若手バンドも観れた。そして、サカナクションの圧倒的なライブで締めくくることができたので最終的にはいい一日でした。
早速、パスピエのアルバム全部借りてきてこれから聞きまくるぜ!
久々のフェスでしたが、いろいろなお客さんがいること、フェスの楽しみ方は人それぞれだが、あくまで他人に迷惑をかけない範囲で全力で楽しむという原点回帰的なことも思い出すことができたような気がします。
特に大きなステージは様々な人がいるので気をつけないと。
あと気になったのが2日間通してですが、フェスということで盛り上げることに主眼がおかれ過ぎている気がしちゃいました。
「踊れー」「騒げー」「暴れろー」みたに煽るバンドの多いこと。夜の本気ダンスはむしろこうして煽らなければいけない気がしますが(笑)
Nothing's Carved In Stoneまでこんな煽り方をしているのはほんと驚いた。
フェスだからこそ、普段は接点がない人が大勢いるからこそ、フェス用の盛り上がる曲ばかりではなく、そのバンドの持ち味の出ている曲を聞きたいなと思う場面もありました。
ベストソング
最後に、12月30日に聞いたアーティストの曲で良かったものを。
ORANGE RANGE「以心電信」
9mm Parabellum Bullet「Answer And Answer」「Black Market Blues」
パスピエ「チャイナタウン」
夜の本気ダンス「WHERE?」
次回は12月31日の感想を!